セミナー満足度を上げるケータリング活用方法

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研修会や勉強会、各種セミナーの満足度の向上は主催者であれば誰もが課題としているポイントです。

もちろん、各種セミナーの内容が良いということは参加者の満足度をあげる重要な要素ですが、実はそれだけが参加者の満足度に関係してくる訳ではありません。

実はセミナーなど講師とお互いに知らない人が集まる場においては、目には見えにくいコミュニケーションという要素が参加者の満足度に大きく影響してきます。

本記事では、ケータリングの活用という新しい切り口から、セミナーの満足度をどうすればあげていけるのかを考えていきます。

セミナーの満足度はコミュニケーションの多さで決まる!?

例えばこんなケースを考えてみてください。セミナー講師が「すぐに1000万円を稼げる方法」をずっと話し続けているセミナーです。

仮に講師が説明していた内容が実際に説明する1~7のプロセスを実践すれば誰でも1000万円が稼げる、実際にすごい内容だったとしましょう。

参加者はだた聞くだけなので、まるで大学の講義のようなセミナーです。

しかし、たとえその内容がいかに良かったとしても、これでは参加者の満足度は上がりません。一体なぜでしょうか?

それは、参加者が自分ごとに落とし込めていないため、非常に浅い気づきしか得られないためです。

一般論としてビジネス書を読みその内容を実践する人の割合はおおよそ1%と言われています。

例えば名著であるジェームズスキナー著の「7つの習慣」を読んでそれをそのまま忠実に実践している方はどれほどいらっしゃるでしょうか?

ほとんどの方はそれを実際に「やってみる」ということをしません。

しないのではなく「自分の生活をこう変えていけるな」とビジネス書の内容を自分ごとに置き換えて理解していないためやろうとしてもできなかったり、やったとしても無理が続き、長く続かなかったりしてしまうのです。

実は、「このノウハウを聞いて、みなさんはどう思いますか?」など積極的に参加者の方々が自分ごとに置き換えて考えられる時間をいかに多く作るかが、セミナーや研修会、勉強会の満足度に大きく影響していくるのです。

人は話を聞いて欲しい生き物

人は、大前提として「自分の話しを聞いて欲しい生き物」です。

特にセミナーや研修会、勉強会などに参加される方の多くは「何かを得たい」と思って来ていることがほとんどです。

「何かを得たい」という感情は、実際に今現在何か悩みを抱えているからこそ「なんとかしたい」と湧き上がってくるものです。

そのため、セミナーや研修会、勉強会などに参加されている方の目的は単に「ノウハウを得たい」ではなく「ノウハウを得て自分の悩みが解決する未来の自分の姿」なのです。

しかし、このノウハウが実際にどのようにみなさんの生活に落とし込めるのか?

その答えをセミナー講師が引き出すことは難しいと言えます。

なぜなら、その答えはセミナーの参加者自身でしか答えを出すことができないためです。

セミナー講師は参加者が過去にどのような人生を送られてきたのか、どのような人間性なのかを知りません。

参加者の人生を変えるきっかけとなる気づきを与えることはできても、それを使って実際に人生を変えることは参加者自身にしかできません。

そのため、「このノウハウを聞いてどう思う?」とその人自身の言葉で気づきを話してもらうことで、よりノウハウを自分ごとに落としていくことが、参加者にとっても良い気づきを得ることに繋がりやすくなります。

しかし、大半の参加者の方は心になんらかの壁を作り会に参加されています。

例えば、自己紹介の際にいきなり初対面の参加者の前で「私には1000万円の借金があり、これまで自堕落な生活を送ってきました・・・」など対外的にかっこ悪い身の上話をされる方はなかなかいないと思います。

できれば「自分をよく思ってもらいたい」という自己紹介などをされると思います。

そういった堅苦しい壁を作ったままでは、自分ごとに深くノウハウを落とし込むことができず、結果的に参加者の人生は変わりません。

セミナーや研修会、勉強会の満足度をあげるためには、参加者に大きな気づきを感じてもらう必要があるので、まずは、この心の壁をお互いに取っ払う必要があります。

それが簡単にできてしまうのが、食事です。

なぜケータリングを活用すると満足度向上につながるのか?

文化人類学者であり、国立民俗学博物館名誉教授でもある石毛直道氏は「人間は共食する動物である」と言われています。

なぜなら、他の動物のように一時的に家族や友人と食べ物を分け合うことはあっても、ずっとそれを続けるのは人間だけだからです。

人間は、他の動物のように1人では生きていけません。

そのため人間は、狩猟や採集を行なってきた時代から食事を分けあって生きてきました。

この人間の本質は、数千年たった今でも私たちの中にしっかりと残っています。

そのため、人は一緒に食事をとることによって、相手に心を開きやすくなります。

セミナーや研修会、勉強会などでは多くの人が壁を作って、自分のことを無意識のうちに守っています。

その壁をとっぱらう上で、一緒に食事をとる機会を作るというのは壁を取っ払う非常に良いきっかけになります。

また、この時に考えるべきポイントが、弁当など1食分がはっきりと最初から分かれているものではなく、大皿で取り分けられるタイプのケータリングにした方がより壁をとっぱらいやすくなるということです。

なぜなら、参加者同士、または講師と参加者のコミュニケーションが生まれやすくなるためです。

例えば、ケータリングを取ろうと思った時にまず思うのが「他の人に取り分けた方が良いか?」という疑問です。

そういう時に「取り分けましょうか?」など参加者同士で会話が発生しやすくなります。

また、料理を共有しているということから、「この料理は美味しそうですね」など料理という共通の話題で会話が始まりやすくなります。

こういったお互いの壁を少しずつ取っ払い、コミュニケーションを参加者同士に発生させることで、より参加者が発言しやすいような空気を作ってあげるという意味で、ケータリングを使った会食の場をセミナーや勉強会、研修会に設けると良いと思います。

ケータリングをより活用するための3つのテクニック

ケータリングをより活用する方法は会の雰囲気やコンセプトによって実にさまざまです。

しかし、どの会にも共通して言えるのが「自分の事を話してもらう」「ある1つの議題について議論する」「お互いの目的をシェアする」ということです。

そのため、10名以下のセミナーや研修会、勉強会であれば、机を合わせ講師を中心に円形の形にして食事をとるのがベストです。

人数が多い場合には、例えばグループを作って、それぞれで同じように「自分のこと」「ある1つの議題について議論する」「お互いの目的をシェア」するということを行いましょう。

それぞれどのうなことを行うのかを詳しくご紹介します。

自分の事を話してもらう

参加者同士の自己紹介は、おそらくセミナーや勉強会、研修会ではやっていないか、もしくは会の最初で簡単に済ませている場合が多いと思います。

しかし、冒頭で壁を作った状態で行う自己紹介と、食事を取りながらリラックスした状態での自己紹介とでは全然違ってきますので、食事を取りながら行なってもらうことでより心の壁を取っ払いやすくなります。

講師の方が「より深く自己紹介してみてください」などちょっとしたアドバイスをしてあげると参加者は「自分のことを話していいんだ」とより自分のことを話しやすくなります。

ここでのポイントはしっかりと時間を区切って行うことです。中には話が止まらずに、ずっと喋り続けてしまう方もいらっしゃいます。

5分間ならば、5分と時間を決めて行いましょう。

ある1つの議題について議論する

参加者同士で食事をとっていても、最初は緊張してシーンとしてしまうものです。

話しやすいきっかけを与えるという意味で、「先ほど紹介したノウハウについてどう自分の人生に生かせそうかについてお互いに議論してみてください」など、ある1つの議題を与えてあげるとより話しやすくなります。

ここで、より自分の深い事を話してもらうために「自分はこうなりたい」という将来像やビジョンを語ってもらうのも良いかもしれません。

お互いの目的をシェア

講師も含め、セミナーや勉強会、研修会には初対面の方がたくさんいらっしゃいます。

そのため、お互いがどのような目的をもって参加してきているのかが全くわからない状態です。

お互いに目的をシェアすることによって、「なるほどこの人はこういう人なのか」と人となりを理解しやすくなるだけではなく、どのような言葉をかけたら良いかの指標にもなります。

つまりコミュニケーションがしやすくなるという効果があります。

例えば、とある研修プログラムを受講している友達から「お前も入れよ」と勧められたとしましょう。

値段は38万円と少し高いプログラムです。

きっと最初に思うのは「なぜ、あいつはこの研修プログラムに私を誘っているのだろう?」という事だと思います。

きっと色々と「これを私に売ることで自分が儲けようとしているのでは?」などと裏を模索してしまう方が多いと思います。

しかし、もしその相手の将来目指したいビジョンを明確に理解していたとすればどうでしょうか?

例えばその相手のビジョンが「人から頼られる存在になりたい」だったとします。

それを理解していれば「研修プログラムを進めることで、何か人の役に立ちたい、人に頼りにると思ってもらいたいと感じているから、この研修プログラムを私にすすめてきたんだな」とわかります。

そうすれば、裏などを模索せずに、素直に「やる」か「やらない」かの検討ができます。

また、「あいつ確か頼られたい存在になりたいって言ってたよな・・・じゃあこの人紹介したらどうか?」など逆に相手の目的を叶えるための協力もしやすくなります。

こういった相互効果をもたらすのが「お互いの目的のシェア」なのです。

さらに、自分の未来像を話すことは、話している人自身のモチベーションや意欲、または話しているうちに勝手に気づきを得ることにつながりますので、ぜひ行なってみると良いと思います。

まとめ

いかがでしたか。

食事は人の心の壁を無意識のうちに外してくれるツールであると共に、コミュニケーションも生まれやすいツールでもあります。

そういったお互いのコミュニケーションが多ければ多いほど、セミナーの満足度向上につながり、また参加者にとってもより大きな気づきを得てもらえる可能性も高くなります。

ぜひ、ここで紹介したように、セミナーや研修会、勉強会などを開催する際には、ケータリングを活用して参加者の満足度を向上させてみましょう!