懇親会の料理の満足度を上げるには?プロが教える7つの満足度向上テクニック!
2017年4月12日
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「こないだの懇親会、料理がちょっといまいちだったよな」同僚や上司などとこのような会話を交わしたことはありませんか?
お客として参加しているうちはいいのですが「何かの拍子に会社で幹事業務を頼まれてしまった」「かなり大人数の懇親会に食事が必要になった」という時のために、ケータリングのプロの視点から、懇親会の料理の満足度を上げるテクニックをお伝えいたします。
料理の満足度で懇親会の満足度は決まる
懇親会の満足度は会の進行や、内容で決まると思われ勝ちですが、実は懇親会の満足度は料理の満足度で決まります。
なぜなら、懇親会においてお客様が一番楽しみにしているものが料理であり、一番印象に残るものだからです。さらには懇親会で一番話題にされやすいのが料理です。
例えば、話しかけるきっかけとして「この料理美味しいですよね」と料理を話題にされるお客様が非常に多いのです。
また、懇親会ではありませんが、ウェディングなど、お料理が欠かせないイベントでは会の質よりも料理の質が、ゲストの満足度を決めてしまうという調査結果があるほどです。
これは、逆に懇親会を成功させたいのであれば、料理の満足度を向上させればいいという風にも言うことができます。
では、一体どのように料理の満足度を向上させることができるのでしょうか?
プロ直伝! 懇親会の料理の満足度を上げる7つのテクニック
料理の満足度を上げるためには「いい食材」「いい味付」と思っている方が多いと思います。たしかに料理は最初から美味しいにこしたことはありませんが、お金をかければ満足度が上がるというものでもありません。
実は同じ値段、同じ料理であっても、ちょっとした工夫をするだけでうんと満足度を向上させることができるのです。
料理を温かく保つ
まず、何よりも大切となってくるのは「お料理の温かさを保つ」ということです。
参加者の平均年齢が比較的若い場合には、冷たい食べ物も好まれる傾向がありますが、冷たい食べ物というのは体の熱を奪うという意味で、身体に負担がかかっており、健康上あまりよくありません。
また中には、冷たい食べ物はあまり好きではないという方もいらっしゃいます。
それに対し、温かい料理は寒い季節に凍える身体を温めてくれたり、新陳代謝を活発にしてくれたりと健康上のさまざまなメリットを持っています。また、通常できたての料理は温かいものなので、温かい料理が嫌いという方はあまりいらっしゃいません。
そのため、ケータリングにおいてはサービス内容として備えている「保温材」などのサービスを使って、料理を温かく保つのが大切です。
さらには、サービスを提供する人が現場にいた方が手際よく作業が進み、料理が冷めることを防ぐことにもつながります。
ケータリングを利用する際には、ぜひ打ち合わせ時に「保温材の有無」や「サービスを提供する人の有無」をきちんと確認しましょう。
そうすることでゲストは一番おいしい状態の料理を味わうことができ、満足度も上がります。
フィンガーフードを活用する
料理の満足度という点では、味・品数・ボリュームの順で考えていくと参加者様の満足度が上がっていく傾向が見られます。そこで、品数という点を強化するために、活用していただきたいのがフィンガーフードです。
フィンガーフードについて詳しく知りたい方は「手が汚れたくない時に頼むべきケータリングサービス!フィンガーフードとは?」をご参照ください。
フィンガーフードを活用することにより、手が汚れない、そして、1つ1つが少量なので、さまざまな品数をじっくり楽しめるというメリットがあります。
そればかりではなく、フィンガーフードであれば、料理の取り分けもスピーディーに済むので、会話や交流をメインとしたイベント作りが可能になってきます。
参加者のコミュニケーションがメインで行われるイベントであれば、イベントそのものの満足度も高まってくるという点も見逃せません。
追加でデザートを出す
実際に飲食店でコースを頼む時も同じですが、一通りの料理が出終わった後にデザートが最後に出てくるというのは定番です。
音楽コンサートやライブでアンコールがあるのと同じくらいのお約束事項です。そのため、もし、無かったとすれば、参加者が残念な気分で帰っていってしまう可能性がおおいにあるわけです。
また、実際にデザートがあることでサプライズとまではいきませんが、デザートに至るまでの料理に満足できていればいるほど、最後に出てくるデザートにはよりいっそうのお得感を感じたりするものです。
飲み物のバリエーションを増やす
忘れてはならないのは飲み物のバリエーション。
現代は嗜好が多様化してきたばかりでなく、人々が健康や美に関する意識も高まってきており、食べ物や飲み物に関する希望も多様化する傾向があります。この流れから逃れることはできません。
そんな時代に合わせ、ケータリング会社も各社、ドリンクに対するバラエティをかなり広げています。
詳細はもちろんその会社に確認する必要もありますが、飲み放題プランなどホームページでチェックできる部分もあるのでそこを確認したうえでサービスを利用することが肝要です。
もちろん、打ち合わせの際にどういうサービス、メニューがあるのかきちんと確認しておくようにしましょう。
ソフトドリンクこそケチらない
飲み物に関しては、バリエーションを増やしておく以外にも、注意しておくべき点があります。
選択の幅は広げました。そして飲み放題も用意したとします。けれど、お酒が入ると予算上、どうしても厳しい。そういう場合にもソフトドリンクこそ豊富に用意しておくべきです。
もちろん、好きな人にとってはお酒は大切ですが、会の終盤にはお酒からソフトドリンクに切り替える人が多くなることは想定できますし、お酒が準備できない場合でも、ソフトドリンクの量が十分であれば、あとはおいしい食事と楽しい会話、くつろいだ雰囲気で満足度は維持することができるのです。
その会の目的と参加者を想定しておくことでドリンクの役割をはっきりさせておけば、ソフトドリンクが十分に活躍します。
打ち合わせの際にプロの意見をふまえ、十分な量を用意しておきましょう。
ストローを用意する
ここまでさまざまな料理の満足度を上げるテクニックを紹介させていただきましたが、次は料理そのものでなく、それ以外の点で注意すべきところを挙げておきます。
中でも一番に考えるべきは参加者様がどういった層メインになるのか、きちんとシミュレーションしておくことです。
その層に合わせて、食べ物も検討してみる。飲み物の種類、形式も決める。そして、他にできることが、ストローを用意しておくことです。
ケータリングでは、バイキング・パーティー形式がメインのため、やや忘れがちですが、飲み物を飲む際にグラスに直接口をつけて飲むのは抵抗がある、という方がいらっしゃるはずです。
男性の場合はそれほど気にならないのかもしれないのですが、女性の場合、口紅が取れてしまったり、それが気になって飲み物を口にされないということが起こり得ます。
それを防ぐには、ストローを事前に準備する。そこも打ち合わせの段階で確認しておくべきです。
もし、コストなどの面で高くつきそうであれば、自分たちで購入して用意することもできますので、忘れないようにしておきましょう。
料理が足りなかった時のプランを考えておく
実際にケータリングを頼んだ時に一番のリスクとなってくるのが、料理が足りなくなってしまった!という時です。
料理が余ったら困るから少なめに頼んでおこう、とか、欠席の予定だったのに急に人数が増えてしまったり、とか、届いた料理がおいしくて食べやすく予想よりも早いペースで料理が減っていったなど、料理が足りなくなってしまう可能性はゼロではありません。
そんな時は、デリバリーの追加オーダー、近所のスーパーやコンビニ、馴染みの飲食店にお願いするなどの対応や、ケータリングの場合であれば、スタッフに直接相談してみると対応策を講じてくれたり、応急の措置が受けられます。
詳しくは「ケータリングやデリバリーで当日料理が足りなくなった時の対処法とは?」記事をご参照下さい。
懇親会の料理の満足度を上げるのはちょっとした気遣い
さて、ここまで懇親会の料理の満足度を上げるために、プロの視点から7つのテクニックを紹介してまいりましたが、何よりも大切なのは、参加者様の視点に入りこむということす。
そのために自分が参加した懇親会、交流会、ウェディングなどのイベントを振り返ってみることで自分が幹事を務める際のヒントをつかむことができます。
そうした顧客目線をつきつめて考えていけば自然と今回ご紹介したようなテクニックも出てくるはずです。このように、値段や料理の質よりもむしろ、このようなちょっとした気遣いをしてあげることこそが懇親会の料理の満足度を上げるコツなのです。