ケータリングサービスの選び方のポイントとは?

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社内懇親会や周年パーティ、セミナー後の懇親会の幹事を任された時に、悩んでしまいがちなのが「料理」と「飲み物」でしょう。

インターネットで「ケータリング」や「デリバリー」と検索してみると多くのケータリングサービスがずらりと並びます。思わずどれを選ぶのが正解なのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ご自身にぴったりなケータリングサービスを選ぶ時 に抑えておくべき7つのチェックポイントをご紹介します。

ケータリングサービスを選ぶ時に抑えておくべき7つのポイント

 ケータリングを選ぶ際に最低限抑えておくべきことは、自分の目的をはっきりさせること、そして間違えやすいケータリングとデリバリーの違いを理解しておくことです。

 まず、ケータリングサービスを選ぶ前に、会社のイベントで使うのか、親しい仲間内でやるのか、家族内の祝い事に使うのかなど、ケータリングサービスを利用する目的をはっきりさせることから始めましょう。

 まずは、使う目的をイメージしながら希望する料理の種類、ボリューム感、参加人数の規模、使用する場所など基本的な情報をまとめて書き出してみて下さい。

 次に、ケータリングとデリバリーの違いを正しく理解しておきましょう。意外と間違って理解してしまっている方が多かったり、そもそも違いが分からない方も多いのではないでしょうか。

 デリバリーは料理だけの提供で終わるサービス、ケータリングはそこに人が入ったサービスがプラスされます。使う目的が明確になっていれば、人が入ったサービスが必要なのか、それとも料理の提供のみで良いのか、が明確になります。もしかしたら、ケータリングサービスではなくデリバリーの方が最適ということもあるかもしれません。

 ここまできて初めて、ケータリングサービスを実際に探していきます。「ケータリングサービス」と検索してみると分かると思いますが、世の中には非常に多くのケータリングサービスが存在します。

 そのため、選ぶ時にはぜひ次の7つのポイントをチェックしておきましょう。そうすれば「こんなはずじゃなかった」と、ケータリング選びで失敗するリスクを大幅に減らすことができます。

追加費用を含めた1人あたりの費用をチェック

ケータリングサービスを選ぶ時に1番最初に気になるのが、費用ではないでしょうか。

ケータリングを選択した際のメリットとして、人を派遣してサービスサーブしてもらえたり、現場でのショー的な催し、ビュッフェスタイルでできたて料理が楽しめるなどが挙げられますが、ここで気をつけておきたいのは、サービス料金をしっかり把握すること。

依頼する業者のホームページをしっかりチェックするのに加えて、見積もりを出してもらい、その後の打ち合わせで備品の貸し出し、人の派遣料、会場設置、後片付けなどの代金を含めていくらかかるのか、をきちんと確認していただく必要があります。

 たとえ、ホームページなどで1人あたりの料金などが安めに書かれていたりしても、実際にかかっていく金額を確認してみると、その金額を上回っているなんてことがよく起こります。

そこも含めて、見積もり、問い合わせ、出来るのであれば事前打ち合わせを必ずやっておきましょう。大抵のケータリング業者は無料で見積もりをしてくれたり、相談にのってくれます。

飲み放題があるかどうか?

実は、料金で大きく差が出るのが飲み放題プランの有無です。ケータリングにおいては幹事の腕が試されてしまう部分があるため、飲み放題を利用した方が得なのかどうか、調べてから利用するようにしましょう。多くの会社はホームページでチェック可能です。

また、参加者によっては飲み物の種類がワイン・焼酎・カクテルなどばらけてしまうこともあるかと思います。そんな時にも、この飲み放題プランがあるかどうか検討してみることは有効です。最近では種類の多い飲み放題プランを提供してくれる業者もありますので、ぜひ併せて検討してみましょう。

料理のボリュームや種類、華やかさ

できる限りホームページでチェックしておきたいのがこの項目。しかし、実はもっと大切なのは、その裏側まで想像してみることです。ホームページ全盛のこの時代、写真などの見栄えはある程度整えることができてしまいます。

そのため、その裏側をどのように映しているのか、お客様が実際に写っているか、更新の頻度、本当に最新の情報なのか、ホームページの情報の裏側を想像してみましょう。

たとえば、お客様の声がなかったり、写真が全くなかったり、更新が2年前だったりと、そういった業者はサービスもずさんなケースが多いので、注意しましょう。(もちろんしっかりとした業者の場合もあります)

料理の華やかさや種類は比較的簡単にチェックすることができますが、意外と把握が難しいのがボリュームです。これは、他のモノと比べて皿の大きさを判断したり、1人分の量がしっかり記載されているケータリング会社を選ぶのがポイントとなります。

試食サービスがあるかどうか?

 実際にそのケータリングが美味しいのかどうかは、やはり食べてみなければわかりません。お客様の声などを見て判断することも可能ですが、実際に食べずに、頼むか決めてしまうのは不安が残ります。そのため、出来る限り先に試食しておくことをおすすめします。

 無料で試食サービスを提供しているケータリングサービスもあるので、事前にチェックしておくと良いですね。

返金保障があるかどうか?

 万全を期すのであれば、返金保障があるかどうかも調べておきましょう。返金保証のある業者はまだ少ないようですが、返金保証がついているということは、裏を返すと「それだけ自信がある」ということでもあります。ホームページではあまりわからないので、問い合わせの際に併せて確認してみると良いでしょう。

対応人数と配達可能地域をチェック

 配達地域によって、送料などが変わり、予算を大幅に超えてしまったりと、予想外の事態が起こってしまうこともあります。そのため配達可能地域と人数のチェックは必須です。ケータリングというサービスの性質上、注文できる最低人数が決められていたり、上限人数が決められている場合もあります。

 たとえ最低人数や上限人数が決められていたとしても、相談すれば人数に合ったプランを提案してくれるところもあるので、実際に相談した際に人数と配達地域は必ず確認しておきましょう。

配膳方法と撤収方法をチェック

 また、意外と見落としがちなのがケータリング当日の動きについての打ち合わせです。可能であれば、当日使用する会場で実際に打ち合わせを行い、配膳の仕方、撤収方法に対してはきちんと事前に確認するようにしましょう。当日直前に行う打ち合わせでも、その点を再度確認して臨むようにしてください。

しっかりチェックすることが失敗しない選び方のコツ

 ケータリングを活用する際には、まずケータリングとデリバリーの違いを把握すること、そして、目的をはっきりさせる必要があります。

費用はもちろんのこと、飲み放題などのオプション、追加費用、料理のボリュームなどホームページでチェックできることはしておき、電話やメールなどで見積もりや相談、また可能であれば事前の打ち合わせを行うことが大切です。

また、その他に、試食サービス、返金保障、配達可能地域、配膳収集などにかかる追加料金や方法に関して細かいところまで目を配っておくことで、失敗するリスクを大幅に減らすことができます。

もし「どのケータリングサービスを選べばいいかが分からない」という方がいたならば、本記事のチェックポイントを参考に、選んでみてください。